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『ヘイムスクリングラ 北欧王朝史(一)』
評価:
スノッリ・ストゥルルソン
北欧文化通信社
¥ 1,575
(2008-10-20)
コメント:貴重な原典からの直訳。北欧神話の中心的文献のひとつ「散文エッダ」著者の作品であるが、神話の立ち入らない、歴史書である。北欧神話知識を深めたい人は必携。

 スノッリあるいはスノリといえば「エッダ」と連想する人は北欧神話好きに違いない。
 もちろんワタクシもその例に漏れないワケだが(笑)。

 あの散文エッダの著者であるスノッリ・ストゥルソンは高名な詩人であると同時に、当時屈指の歴史家であった。この『ヘイムスクリングラ』は、北欧の王家の歴史をつづったもので、神はいっさい出てこない。オーディンですら、不敗の名を背負っているが、人の子の英雄なのである。平明な文章で語られる血なまぐさく殺伐とした王たちの事績が、なんともいえず北方的ですばらしい。

 これまで解説書は何種類か買ってみた。しかし、原典をあたろうと思えば、立派な箱入りハードカバーや研究書しかなかった。まあ、そういう種類のものだからしかたないのだが、価格的には痛かった。

 それが新書で買えるとは。
 全四巻だそうなので、ぜひ版元には頑張っていただきたい。
 たいてい借りて済ますワタクシも、これは買いましたとも。
 1500円と一般新書に比較すると高価だし、掛け算すれば、研究書の値段なのだが、今は考えないことにする(笑。

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| 折原偲 | 古典 | comments(0) | trackbacks(0) |