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駆け出し魔法使いとはじまりの本 (創元推理文庫)

評価:
ダイアン デュエイン
東京創元社
¥ 945
(2008-10)
 面白かった。
 むりやりコピーを考えると……「駆け出しでも魔法使い! いま何が出来る?」ってとこかな。
 基本、児童向けっていうか、十代前半のYA対象だと思うので、そういうのも面白く読める人向け。
 ほかの創元推理文庫の翻訳ファンタジーはおおむね一般向けなので、この本は児童むけの体裁で出したほうがよかったんじゃないかと思うくらい。

 「ファンタジー好きだったよね?」と聞かれて嬉しくないファンタジー好きは少ないと思うのだが、その次の質問が実に悩ましい時期、というのはしばらくあった。

 「ハリー・ポッターみたいなのもっと読みたいんだ。ああいうの、ない?」という。

 まあなんというかハリー・ポッターが爆発的に売れたのは、ああいうの、これまで無かったからなんですけどね(笑。ファンタジーと一口に言ってもいろいろだし、また、ハリポタのどこが面白かったんだか、個人差もある。それでもファンタジー好きは増えてほしい。だから悩む。

 てなワケで同様の質問に、アメリカの図書館司書がお薦めにあげたのが本書なんだそうである。

 なるほど、共通点は多い。図書館というから、尋ねるのは子供がおおいんだろうと思う。

 まず、子供が主人公。いじめられたりとか、家庭環境とか、自分ではどうにもならない問題を少なからずかかえている。
 それまでまったく知らなかった魔法の世界に足を踏み入れるという、ドラマチックな展開がある。
 魔法の力は生得の才能で、方法論を学べば技能として習得できる。

 似てる要素はこれくらいかな。

 魔法の才能は血統で受け継ぐものではなく(<ここ重要)、技能は自ら学ぶものなので、寄宿舎つきの学校は登場しない。魔法の授業はないけど、いきなり魔法を使う、あるいは使わねばならない場面に放り込まれるのである。
 導きの書はそれぞれ現れるのだが、各人、生活のなかで、魔法の技を磨くわけで。もちろん社会のあちこちに、さまざまな魔法使いたちが紛れ暮らしていて、導きを求めれば得られることもある。

 いやまあ、魔法の力でいじめっ子をやり込める場面もあるんだけど。
 やりっぱなしで寄宿学校に行ってしまえるわけではないし、フォローされているのが自分的には最大の違いかも。

 また、このあたりが図書館司書をはじめとする、大人の本読みに好まれる要因ではないでしょうかね。
 いったん完結したシリーズがリクエストで再開されたのは喜ばしいことです。
 続きは買うかなあ。たぶん。
 それより続刊出るまでに『ホアズブレスの龍追い人』を読め自分。

JUGEMテーマ:読書

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