2010.09.07 Tuesday
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2004.10.27 Wednesday
読みかけ本については『1688年バロックの世界史像』 みたく中味書き加えだけ、読み終えて感想書いた本は再度新規書き込みして、買い本記録を消すことにしよう。
この配置を直すにはHTMLをいじればいいんだろうけど、今はここまで。 買い本帖は……楽天のポイントサービス狙いで拾遺な感じでした。 下見帖は先週末ぶんチェック先回しで制作中ですだ。隙間はあとから埋めるかも。
2004.10.27 Wednesday
八杉将司
(四六判)/徳間書店 2004年7月 1995円 ISBN:4-19-861880-1 bk1 Amazon 楽天ブックス 第5回日本SF新人賞受賞のデビュー作。 うーん、これたぶん例えばハヤカワJAとかで700円前後なら、新人賞チェックでなくても買ってたかも。 いや、まあ、書影は帯がないので真っ赤なだけですが、この新人賞絡みの本はみんなイラストの入った太い帯がつくんですな。そこに「火星は突如として翠の星へと変貌した」とあるように、ナノテク実用化後でテラフォーミング可能なくらい遠い未来の話なんだけど。 主人公の隔絶感がなんというか、リアル……というのもヘンか、実感があるのである。誰かと話していても、その人と話している自分、ふたりを外側から眺めているような。そんな感覚。 就職して働いていて、なんというか会社側が必要と判断した社員を心理カウンセラーのところに連れて行く、という、ストレス溜まりそうな仕事を四年間も続けているのだが、ストレスの源としてはっきり描かれるのは親との関係で。 その仕事先の病院で、ユンと名乗る女の子に出会うんだけども、いきなり「ワタシ、きれい?」とか聞かれたら、こりゃ相談しに来てるほうかな、と思うよな、ふつう。 しかしユンはそうじゃなくて、他者と独自に関わりたがる癖があるだけの、実習生だったのだ。 彼女に関わられることで、主人公は自ら断ち切ろうとしていた人間との関係を再び開かれるのかな、と思うんだけど、これじゃいつまでも火星の話にはならないわけで。 いや期待は裏切られ後半そういう話になるんだけど、前半トゥインの描かれかたとか、けっこういいなと思っただけに、いっそ別々ならと思ったりもした。 ちなみにラストにはちょっとガッカリ。火星のこととか、かなりな有為転変があるだけに、内的にもなんかあってほしかったなあ、というのが本音でありました。だからリアルでいいのだと言う友人もいるので、まあこのへんはお好みしだいかと。(20041103) |
テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌) (JUGEMレビュー »)
手嶌葵, 宮崎吾朗, 寺嶋民哉 すぐれた楽曲に、出てきたままの素直な声が活かされた佳品。歌詞はまあちょっとアレだ、「こころ」って言い過ぎ。 これに合った作品になっているのか、とりあえず、映画を見定めようと思った。
金春屋ゴメス (JUGEMレビュー »)
西條 奈加 人が月に住むような未来なんだが、ここの日本には「江戸」がある。あるったらある(笑。文章もこなれた時代物で謎解きったら捕物帖、っていうより昔のテレビの「大都会」な感じで、面白いっす。 いやファンタジーノベル大賞ものなんで、「……それムリだから!」ってツッコミ入れたくなるような突拍子も無さがあるんだけど。そこがまたいいんだね。 |
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