なんでも本棚。

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『時の彼方の王冠 デイルマーク王国史4』(20050327)
時の彼方の王冠 デイルマーク王国史4ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/三辺律子訳
創元推理文庫/東京創元社 2005年3月
1029円 ISBN:448857209X
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四部作最終巻です。といっても2と3がまだですね。未読なんですよ……
| 折原偲 | ファンタジー | comments(0) | trackbacks(0) |
『トリポッド(2)脱出』(20050327)
トリポッド(2)脱出ジョン・クリストファー/中原尚哉
ハヤカワ文庫SF/早川書房 2005年1月
672円 ISBN:4150114978
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中抜け。
| 折原偲 | SF | comments(2) | trackbacks(0) |
『ウルフ・タワーの掟 ウルフ・タワー 第1話』(20050327)
ウルフ・タワーの掟 ウルフ・タワー 第1話タニス・リー/中村 浩美訳
(B6判)/産業編集センター 2005年3月
1260円 ISBN:4-916199-69-3
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タニス・リーですよ。でもヤング・アダルト・ファンタジーのシリーズなんですよ。
カバー絵がメイドさんですよ(笑。
| 折原偲 | ファンタジー | comments(0) | trackbacks(1) |
『ライズ星の継ぎ人たち ウルフ・タワー 第2話』(20050327)
ライズ星の継ぎ人たち ウルフ・タワー 第2話タニス・リー/中村 浩美訳
(B6判)/産業編集センター 2005年3月
1260円 ISBN:4-916199-70-7
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| 折原偲 | ファンタジー | comments(0) | trackbacks(0) |
『反対進化』(20050327)
反対進化エドモンド・ハミルトン/中村融訳
創元SF文庫/東京創元社 2005年3月
966円 ISBN:4488637035
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| 折原偲 | SF | comments(0) | trackbacks(0) |
『神狩り 2 リッパー』(20050327)
神狩り 2 リッパー山田 正紀
(四六判)/徳間書店 2005年3月
1995円 ISBN:4-19-861990-5
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「SF Japan」掲載をベースにした書き下ろし作品。
SF好きならチェックしないとね。
| 折原偲 | SF | comments(0) | trackbacks(0) |
『夜明けの風』(20050327)
夜明けの風ローズマリー・サトクリフ/灰島 かり訳
(B6判)/ほるぷ出版 2004年7月
1890円 ISBN:4-593-53384-8
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ローマン・ブリテン・シリーズの最終話にあたる。これはチェックできてませんでした。
| 折原偲 | 児童書 | comments(0) | trackbacks(0) |
映画「ローレライ」という神話。
いやまあ、この映画は一言で言うなら「それ、無理だから。」なんだけど。
だってのっけから潜水艦が艦砲射撃するわけで。戦記物読んでも戦闘シーンの細部は頭に入らないワタクシだとて「え?」と思うわけで。ヘンですよ、絵的にも。
しかし頭のなか「?」だったのは序盤だけで、浅倉大佐が出てきて舞台が潜水艦に移るだに、ハナシにぐいっとひきこまれます。強力な艦砲を搭載したドイツ製の潜水艦伊507、そして探知能力で魔女とまで呼ばれたローレライシステムだって一言で言えば「それ、無理だから。」なんだけど。けして無敵でなく、また攻撃兵器ではないあたり、よく作られていて。
いやはや、日本映画伝統の戦争物の器にガンダムのハナシを盛りつけました、という制作側の談話?を後で友人から聞いて、なるほどなと思いました。
見てる間は「これ『青6』の新エピソードって言われたら信じちゃうね」とか考えてましたが。
たしかにアニメのネタと見るならば、無理は無理でも通らない無理じゃない。
ストーリー展開も危うさを孕んだ無理な感じがアニメっぽいんだが、いやこれ誉めてるつもりなんですよ。アニメ育ちの世代としては、昔の戦争映画はとても遠いものに感じられるわけで。ワタクシが見て育ったアニメ作ってる世代の人たちには、そうではなかっただろうと思うんだけど。
私たちの世代には、時代としても、体験としても、とても遠いものなんだな。それでも歴史を勉強したり、手記を読んだりで、何があったのかはだんだんわかってくるのだな。
それを見てもなお、あの時代のひとたちが、私たちに何かを残してくれたのだと。いや、あの時代のひとたちも、共有できる何かを信じようとしていたのだと思いたいのだ。こうして、ここに生きているからには。
アニメ世代に分かる展開と、圧倒的な潜水艦戦闘の映像、そして役者の演技で、目に見えるように見せてもらった気がする。いや、泣きはしなかったのだけれどね。
虚構の物語が結末に至れば、なにもなしでは容易に信じがたい嘘に、読み手は共感できるようになる、これをワタクシはファンタジーのチカラと呼んでおるわけですが。いや、物語のチカラというか、神話というか。
映画「ローレライ」もまた、一幅の神話として、残る作品であると思う。
いや戦闘シーンはずぇったいダメ、というんでなければ、役者の芝居だけでも、レイトショーならお釣りが来ると思う。大スクリーンで見ておくべし。

ローレライ  2005年 日本 東宝邦画系で公開中。
公式サイト
監督:樋口真嗣
原作:福井晴敏「終戦のローレライ」
出演:役所広司 妻夫木聡 柳葉敏郎 香椎由宇 石黒賢
| 折原偲 | 映画・テレビ | comments(0) | trackbacks(0) |