2010.09.07 Tuesday
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2006.05.29 Monday
28日までの展覧会に行きたかったのを急に思い出して、雨だけど出かけてきました。
ドタバタしつつ11時になる前に三の丸尚蔵館に到着。 開催中の 「花鳥−愛でる心、彩る技 〈若冲を中心に〉」第2期を見学。 美術通の友人が「これを見逃しては末代までの損」というので第1期も滑り込みで見に行ったのですな。なるほどその通りで、第2期も気が付けば滑り込みですが見に行きました。 若沖「動植綵絵」は……目を奪われるような、迫力があります。日本画に持っていたイメージが全て覆るような。このオッサンどういう目をしていたんだろうと(<わりと失礼(汗))思うので。 おバアちゃん二人連れが入ってくるなり「梅花群鶴図」に吸い寄せられるように近づいてきて「ああ、やっぱりホンモノは違うわね」と、ほとばしるように呟いたのにも納得しました。 でも「桃花小禽図」もいいな。 たまらず絵はがきセットを購入。時計を見なかったけど、あの狭いところを30分くらいウロウロしていたに違いないです。来期も来ようっと。 大手門まで戻り、小雨のなか内堀通り沿いに南下。 雨ん中マラソンしてる人たちはすごいなとおもうけど、歩きにくいものですな。 びしゃびしゃの皇居前広場の中を歩いて、二重橋は見ずに外門前で外周へ出て、桜田門前で横断。 そう、歩いて警視庁見たの初めてですよ(汗。 ちず窓右下に見える緑色は都心の猫スポット(笑、日比谷公園です。でも雨じゃ猫もいないだろうし、だいいちベンチに座って一休みするわけにもいかないし横目で見るだけ。 国道1号線こと桜田通りを南下。官庁街の真ん中なんですが土曜は静かで、行き来するのは見回りの警察官と、お昼休みの工事の人たちだけです。
2006.05.29 Monday
つづきです。
霞ヶ関ビルを見物しようかなと思いましたが工事中で歩道通じてなかったので虎ノ門の交差点で横断。 JTの西側の坂を上り、アメリカ大使館を眺めつつ(ここにもお巡りさんがいっぱい)、霊南坂を昇って、大倉集古館へ。 本日の主目的「播磨ゆかりの江戸絵画−応挙・蘆雪・若冲を中心として-」が、明日までなのです。 日本初の私立美術館なのですが、この建築はいったい何風というのでしょうね(汗。 ここは企画展入場券入りなので、友人おすすめの「ぐるっとパス」を購入。 広からぬ館内をぐるぐるウロウロしました。 いやもう若沖めあてだったんですが。「鶴図」「双鶏図」「羅漢図」とも墨絵で、それらしい大胆さはあるものの、脳内でまだ「動植綵絵」のイメージがクラクラしてましたから。 長澤蘆雪「虎図」、円山応挙 「梅に鶯図」「雲龍図」なんかに目が行ってしまいます。そうそう、蘆雪「千羽鶴図」も良かったナ。すみっこはペンギンの営巣地みたいな(笑。 森徹山の画は初めて見ましたが。「雨中狸図」が、なんというか、今日の雨に惑う自分のようで、ちょっと笑ってしまいました。 ベランダの長椅子で一休みして地図を見たけど、いいルートが浮かばないので。 結局、オークラのバックヤード側の坂を下って路地を細かく曲がりながら外堀通りに。新橋駅北で線路をくぐり、三井アーバンの手前で曲がって並木通りへ出て、ハウス・オブ・シセイドウに寄る。 http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/ ピンの刺さってる根本んトコが資生堂本社ビルで、その1階と2階のショールームってか展示スペースです。 資生堂の歴史的な写真や商品、ポスターなんかをコンセプトに応じて見せてくれるところ。 今回の特集はアールデコでした。 社史というか歴史だなあ、と、ひととおり見て、ステキなトイレをお借りして、中央通りへ。ホコ天だったのですよ。適当に曲がってニューメルサの角に出たら、まあユニクロがあるじゃないですか。 フラフラと入ってしまいました。傘袋マシンの側にイケメンがふたり(笑。銀座だ。 ここから地図見て浅草線沿いに歩いて浅草のつもりだったのですが(無謀……)、やっぱり疲れていて。都営浅草線で浅草まで。 和菓子屋「西むら」で栗蒸し羊羹を買って、上野駅まで歩いて、サイタマに帰りました。 三の丸尚蔵館から大倉集古館で3キロ、新橋経由銀座で3キロくらい。この間ずっと雨でした。 新橋あたりでお茶してちゃんと休んでれば、もうちょっと歩けたかも。 浅草から上野で2キロちかく、地元の行き帰りで2キロは歩いてるから、まあ、よく歩いたと思います。 どっとはらい。
2006.05.24 Wednesday
『お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文』 篠崎 砂美, 尾谷 おさむ (イラスト) GA文庫/ソフトバンククリエイティブ ISBN: 4797335912 ; (2006/05/12) 価格:¥609(税込) 久々に新刊買いました。 コチラ[積読山脈造山中]のレビューに惹かれて。 文中触れられている『アナスタシアとおとなり』も忘れいでか。いや今は文庫版なんだけど。むかしのコミックスがまだどこかにあるはずだ。 不思議なお隣さんのいる日常、というか、淡々と過ぎる時間の中にエッと思うようなモノとかコトが簡単に挟まれていて。あとがきには求められてでなく、書きたくて書かれた話であると書かれているのだが。失礼ながら妙な色気がないのもうなずける(汗。まあ、ワタクシなどは、そういう話が好きなのだ。うん。 寝る前のひととき、リラックスして読むと、ヘンな夢が見られるかも(誉め言葉ですよ(汗)。
2006.05.08 Monday
キノの旅―The beautiful world 時雨沢 恵一 電撃文庫 (0461)/メディアワークス ISBN: 4840215855 ; (2000/07) ¥557 (税込) シリーズ いや断続的に読み続けてる訳で。 キノはとにかく、旅をする。 モトラドというか喋るバイクに乗り、銃とナイフで武装していて、同じ町、いや国にいるのは3日だけ。深い関わりは基本的に持たない。 物語は時系列順には並んでおらず、むしろ自由に時をさかのぼる。キノという名が彼女のものでなかった時代にも。 その名を受け取り、彼女が育てられる、いや鍛えられるシークエンスに限って、例外的に人間関係が成り立っているのだが。 それ以外のエピソードでは時系列は何も意味を持たないように思える。鍛えられた後、キノは変わったように思えない、ということだ。 これはまあ、寓話なのかな。 三日間だけ滞在する旅人の存在が触媒となるのか、人々はその国のありようの典型を、生死のかかわる些か極端な状況下に晒して見せる。 三日間の出来事だろうと、1冊の物語にできないはずはない。いやむしろ、ふさわしい細部のある物語として語られれば、掌編では収まらないのではないか。 あえてそれを書き込まず、細部をガシガシと削り落としてある。読者はその空隙に幾らでも自分の望むリアル、そして意味を読みとることができるのだ。 ちなみにワタクシは寓話は苦手だ。ラ・フォンテーヌのように、ニヤリと笑った著者の顔が見えそうなのは特に。 それなのに、なぜまた読み続けるかと言えば、この作家の文章に妙に引き込まれるのと。例外的な鍛えられる彼女のエピソードがどうなるのか、追いかけたい気がするからだ。これもまた、削ぎ落としの物語に自分の読みたいものを見ようとする、読者の精神作用に他ならないのだが(笑。 |
テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌) (JUGEMレビュー »)
手嶌葵, 宮崎吾朗, 寺嶋民哉 すぐれた楽曲に、出てきたままの素直な声が活かされた佳品。歌詞はまあちょっとアレだ、「こころ」って言い過ぎ。 これに合った作品になっているのか、とりあえず、映画を見定めようと思った。
金春屋ゴメス (JUGEMレビュー »)
西條 奈加 人が月に住むような未来なんだが、ここの日本には「江戸」がある。あるったらある(笑。文章もこなれた時代物で謎解きったら捕物帖、っていうより昔のテレビの「大都会」な感じで、面白いっす。 いやファンタジーノベル大賞ものなんで、「……それムリだから!」ってツッコミ入れたくなるような突拍子も無さがあるんだけど。そこがまたいいんだね。 |
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