2010.09.07 Tuesday
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2006.06.23 Friday
美術館めぐりの途中をちょっと歩いてみた。文中見学記はのちほど。
まずは都美術館の「プラド美術館」展に。 数少ない海外旅行で立ち寄ったことはある美術館だが、なんの魔が差したか、金券ショップでチケット買ってあったんだな。いちおう平日、何とか並ばずに入場。→見学記 頭越しだけでなく、ちょっと待てば人垣の切れ目から全体像が見えるくらいではあった。ミクシィでの投稿によればお昼前は並んだそうなので、週末は大混雑することでしょう。 2時過ぎには美術館を後にして、芸大美術館の前を回り、根津を目指す。芸大のはずれの交差点には桃林堂があるんだな。最初つれてってもらった時、水ようかんが旨かったのはよく覚えている。 名物の小鯛焼きを試したい、しかし寄る余裕は無いのだった(汗。 交差点を左に折れて、言問通りに出たら、道沿いにひたすら歩く。 途中、手焼き煎餅大黒屋があったりでまことに誘惑の多い道筋なのだ。 むろん猫好きにとって谷中は思うまま散策しても幸せな地であるのだが、その核ともいうべき「ねんねこ屋」営業は土日のみである。むねん。 ↑だいたいこのあたりってことで。急坂なうえ車もよく通るので要注意。しかし猫たちは慣れているのであった(笑。 根津駅を過ぎても言問通り沿いに歩く。このあたりは台地の外れで、上り坂が続くけど、まあ谷中の寺町の中ほど急坂ではない。東大工学部、農学部と過ぎて、本郷通りに出る。国道17号だ。 ほんとはこの交差点で折れて東大前から南北線のつもりだったが、なんとなく歩き続けてしまう。メトロの標識が見えなかったんだな。 とりあえず白山通りと交差する近くの春日駅までは歩くことにする。しかし白山通りに出て、雑貨屋さんに寄ったりしているうちに後楽園の観覧車が見えてきて、結局歩き続け。 小学生のころ、区役所前の春日通りを通る錦糸町〜大塚駅のバスに乗って学習塾に行っていたので、このあたりで降りたことはないが道沿いは見慣れた光景のはずだった。 さすがに30年以上経つと激変してました。 文京区役所がなんかガラスばりの建物だし。その南側に高層ビルまで見える(笑。プロレス観戦好きな友人にチャットで聞いてみたら東京ドームホテルだそうで。 区役所脇で曲がって礫川公園を横目にメトロエム内のマクドナルドでひとやすみ。 いやさすがにクーラーが恋しかったのですよ(笑。 だいぶ歩いたし、次目標、山種美術館の入場は四時半までだしで、地下鉄で後楽園→飯田橋→九段下に。水道橋の駅の東側を回れば九段下まで1キロくらいだというのは後で気が付きました(汗。 靖国通りをお堀沿いに歩いて、内堀通りに曲がり、山種美術館へ。 日本画専門の私立美術館で、収蔵品を四季に応じて見せてくれるところです。 梅雨時の今は「緑雨の景観」。梅雨時のお堀端の風景と続いているようで、なかなか良かったです。 ぐるっとパスが無ければ寄らなかったかもしれません。→見学記 四時半で美術館を出て、内堀通りを墓苑入り口の交差点で折れ、半蔵門駅から渋谷まで地下鉄。この間も歩けたらすごいけど、今の体力だと渋谷には辿り着けても美術館で鑑賞する体力残らないです(汗。 地下道を通って文化村ミュージアムへ。 今週いっぱい(明日日曜まで)の「ポンペイの輝き」展が本日三つ目の目標です。 いやはや、混んでました(汗。→見学記 出たらまだ外は明るくて、どこかで座って休めばいいものを、渋谷で夕方だし店は軒並み満員で、だらだらと駅方向に行くはずが。109をビッグカメラのほうに渡って駅に進む途中の布地屋マルナンにひっかかってしまいました(笑。地下から四階まで見て回り、ささやかにお買い物。リボンやレースは10cmから、布地は30cmから売ってくれます。しかも安い。楽しく端切れを漁ってから、埼京線で帰りました。 出先で合計4キロくらい、駅往復でプラス2キロの、移動だけで6キロに、美術館3件ハシゴでした(汗。 これで後楽園〜九段下を歩いてたら1キロ、半蔵門〜渋谷を歩いたら4.5キロ上乗せだったので。歩かなくて正解だったかも。
2006.06.19 Monday
《暗夜鬼譚》シリーズ
瀬川 貴次/華不魅 集英社スーパーファンタジー文庫/集英社 なんかこう、図らずも瀬川貴次強化月間で。 (書き終わってから他のはまだ下書きなのを発見。ぼちぼち、なんとかしよう) ……強化はしてないなあ。いや、平安朝怪異もので背景もかなり書き込みがあって、永遠の大スターはおさえてるんだが、読みやすい。いや自分の本だから気楽に半身浴の友にできるのもあるんだけどね。 『暗夜鬼譚―春宵白梅花』 ISBN: 4086131412 ; (1994/06) 主人公の夏樹に陰陽寮の学生こと一条ほか、メインキャラ登場編。 この時代にこの名前ありですかとか細かいことは気になった記憶はかすかにありますが、読んでる間は気にしない、というか気にならないのは、やっぱしこのシリーズが一番楽しいからかなあ、自分的には。 《闇に歌えば》<《聖霊狩り》<《暗夜鬼譚》な感じなのは、「なんで俺が」的な逃げてる主人公はタイプじゃないせいもあるなあ。根本的に熱血なのか俺よ……orz 遊行天女―暗夜鬼譚 ISBN: 4086131528 ; (1994/09) 平安怪異話の大スターを知ってる人には有名な雨乞い勝負が出てきます。クライマックスシーンでは主人公の正体というか背景が明かされたり。でもこのシリーズ自体は脳天気に進んで行くんだな(笑。 |
テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌) (JUGEMレビュー »)
手嶌葵, 宮崎吾朗, 寺嶋民哉 すぐれた楽曲に、出てきたままの素直な声が活かされた佳品。歌詞はまあちょっとアレだ、「こころ」って言い過ぎ。 これに合った作品になっているのか、とりあえず、映画を見定めようと思った。
金春屋ゴメス (JUGEMレビュー »)
西條 奈加 人が月に住むような未来なんだが、ここの日本には「江戸」がある。あるったらある(笑。文章もこなれた時代物で謎解きったら捕物帖、っていうより昔のテレビの「大都会」な感じで、面白いっす。 いやファンタジーノベル大賞ものなんで、「……それムリだから!」ってツッコミ入れたくなるような突拍子も無さがあるんだけど。そこがまたいいんだね。 |
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